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研究室紹介

本分野では、「生きた植物」を対象とした研究を行っており、生物学に近い研究を遂行しているのが特徴です。具体的にはアレロパシーやその作用機構を分子レベルで精査する研究や植物細胞・組織培養を駆使した薬用植物育種法の確立やその二次代謝産物分析法の確立を行っています。このような基礎的な研究を通して、薬用植物の優良品種の開発を行う計画です。目標を達成するために、生薬学分野の教室員は下記の技術・知識のいずれかを学ぶことになります。

薬用植物の栽培や培養
薬用植物の形質転換
植物二次代謝産物の定性・定量
酵素の精製
遺伝子クローニング
組換え酵素の発現
各種抗体(モノクローナル抗体、小型化抗体、Fab、蛍光抗体等)の作製

大麻幻覚成分の生合成酵素を発現している形質転換タバコ


大麻幻覚成分の生合成酵素の結晶